老健・健田 リハビリ便り/2022年2月号/うがい 手洗い 口腔ケア
2022.02.17
うがい 手洗い 口腔ケア
マスクをしていると、口呼吸になりやすいだけでなく、水分摂取量も減少します。
意外と口腔内は乾燥し、口腔内環境が悪化していきます。
口腔内環境の悪化で何が起きるでしょうか?
①長期間のマスク着用で・・・
口腔内は雑菌が多く存在します。正常であれば、唾液によって細菌は洗い流されます。
しかし、唾液の分泌量はストレスや服薬などによって変化します。
マスクの着用により、口腔内乾燥に気付きにくくなり、唾液の分泌量が減少すると、
口臭や虫歯や歯肉炎などの歯周病のリスクが高くなります。
細菌が増殖することで、肺炎を引き起こす可能性もあります。
②正しい口腔ケアをしましょう
こまめな水分摂取だけでなく、口腔内環境を保つために、正しい口腔ケア方法で口腔内の
環境をよくしていきましょう!
1)うがいを十分に行いましょう
まずは、食残渣や口腔内のねばつきを取るために十分にうがいをします。
うがいが難しい方はガーゼ清拭や、保湿剤の塗布をすると良いでしょう。
2)1本ずつ 丁寧に歯を磨きましょう
歯の本数が少ない方は、歯の裏側・側面もよく磨きましょう。
ベッド上でケアを行う方は、ブラッシングの際の汚れを誤嚥しないようにポジショニングを
行ったり、適宜吸引をしながらケアを行います。
3)水でのうがい、洗口液も使用しましょう
十分なうがい、洗口液を使用して細菌の増殖を防ぎましょう。
ガーゼやスポンジ使用時も洗口液を使用して拭うと効果的です。
気になる方がいらっしゃいましたら、
介護老人保健施設健田 までご相談ください!