老健・健田 リハビリ便り/2022年5月号/適切な姿勢で過ごしましょう

2022.05.30

適切な姿勢で過ごしましょう

私たちは、一日中一つの決まった姿勢でいるという事はありません。
障害をもったり、高齢になると、姿勢の多様性が減り、姿勢を変える事が難しくなります。

姿勢の固定化を防いでいきましょう。


①姿勢調整はなぜ必要? 
身体が車椅子からずり落ちていたり、片側に傾いた姿勢を長時間取り続けると、日常生活にどのような支障が出るでしょう? 
疲れや痛みに加え、顔を上げる事が難しくなると視野が下がり、意欲の低下や認知面の低下が生じます。

シーティングを実施し、本人にとって快適な座位姿勢をとることで、廃用症候群予防意欲の向上・QOLの向上・その人らしい自立した生活を期待できます。

②シーティングの工夫 
車椅子で身体を支持しているのは、様々な支持面です。
良い姿勢を維持するには、座面以外の支持面の総合的なバランスが不可欠です。
足底部・上肢を支持し、骨盤が後傾しないように背部をサポートします。
円背の場合背面の角度調整をし、突出部の圧を分散させ、胸部を伸展させるように調整します。 
車椅子座位姿勢について気になる事があれば、ぜひご相談ください!!


気になることがあればご相談ください。

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