老健・健田リハビリ便り/2022年8月/会話と音読
2022.08.11
会話と音読
新型コロナウィルスの蔓延はいまだ収まらず、他者との会話にも気を配る日々ですね。
他者とのコミュニケーションは脳の機能にとっても重要です。
①会話をするときは?
新型コロナウィルスの感染防止のために、マスクを着用する時間が多いと思います。
コミュニケーションを取る時、表情からの情報はとても重要です。
マスク着用で表情が見えにくいですが、話の抑揚やジェスチャーもコミュニケーションの情報として有用です。
さて、会話をしている時、脳のどの部分が活動しているでしょう?
答えは・・・
全部です。片側の脳だけでなく、両側の脳が複合的に働いています。
会話は脳の活性化に効果的なんです♬
②音読の効果とは?
高齢になると、独居であったり、外出の機会が減少し、他者との交流が減少しやすくなります。
話す機会が減ると、すぐに言葉が出てこなかったり、大きな声が出にくくなったりします。
デイケアを利用されている方にも、話す機会が少ないため言語機能の改善がしにくくなっているケースがみられています。
そこで、音読です。
音読をすることで脳の前頭前野が活性化されます。
これにより、記憶力や判断力を高める効果があるといわれています。
また、前頭前野はコミュニケーション能力も司っています。音読で声を出し、滑舌をよくすることで発話への苦手意識を克服し、普段の会話にも役立つでしょう!
気になる方がいらっしゃいましたら、老健・健田までご相談ください!