老健・健田リハビリ便り/2022年11月号/詰まりやすい食べ物とは?
2022.11.20
①冬も水分摂取を忘れずに
冬は夏に比べて、汗をかきにくくなるので水分摂取量が減少しやすくなります。
さらに空気が乾燥しており、体内の水分がいつの間にか減少しているのです。
高齢者は特に、唾液が減少することにより、窒息の危険性が高まります。
②窒息しやすい食べ物とは
水分量が少なく、粘度の高い食品、食塊形成がしにくい食品が窒息しやすい食品の代表となっています。
では、なぜ高齢になると窒息の危険性が高くなるのでしょう?
1.歯の本数が減る 義歯が合わない →よくかみ砕けない
2.飲み込む力が弱くなる 嚥下反射の遅れ→嚥下機能の低下
3.唾液の分泌量の減少 →食塊形成がしにくい
4.認知面の低下 注意散漫になりやすい →危険認識能力の低下
③このような食品に注意して食べましょう!
こんにゃく(しらたき 糸こんにゃくも含む)
たこ いか かまぼこ 里芋カステラ パン→水分量が少ない
餅 団子 干し柿→粘度が高く、噛みにくい
のり 油揚げ 海藻→のどにへばりつく
きな粉 フライのパン粉→気管に入りやすい
介護老人保健施設健田
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