食事介助のポイント

2023.07.08

食事介助をする際、危ないな、怖いなと感じた経験はございませんか?
より安全に食事の時間を過ごしていただくためには、どのようなことに注意するとよいでしょう。


①姿勢
座位でもベッド上でも姿勢はとても重要です。
座位ならば、左右いずれかに傾いていないか、頭頚部の位置は安定しているかをみます。
また、足底を床やフットレストにしっかり着け、食事動作がしやすい姿勢を整えます。
ベッド上で食事を摂る場合は、体交枕やタオルを使用し、左図のように、姿勢が崩れないような工夫をしましょう。
ベッドの角度は嚥下状態に合わせて30度~60度以上にします。頸部が後屈しないよう調整します。




②介助のタイミング・スピード
食事介助をする際は、要介助者の嚥下のスピードに合わせて、飲み込みを確認しながら介助を行います。

献立をお伝えしたり、見える位置に食膳を置くなど、食事の時間への意識付けが必要です。 介助者は要介助者の斜め前に座り、正面からスプーンが口に入るようにします。 
介助に時間がかかる場合もあると思いますが、食事に集中できる環境づくりをして、安全に食事ができるようにしていきましょう❕

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